【2025年最新版】外国人が本当に行って良かった十勝観光スポットTOP10

年々、十勝を訪れる外国人観光客が増加しています。今回は、実際に十勝を旅した外国人観光客へのアンケートをもとに、「本当に行って良かった」と評価された十勝観光スポットをまとめました。大自然の絶景から温泉、グルメ、体験型アクティビティまで、国籍を超えて支持された人気スポットを紹介。

初めての十勝観光にも、リピート旅の計画にも役立つ、2025年の決定版ランキングです。

第10位 帯広国際カントリークラブ

十勝を代表する名門コースとして知られる「帯広国際カントリークラブ」は、雄大な十勝平野の景色を楽しみながらプレーできるゴルフ場です。フラットでバランスの良い丘陵コースは、初心者から上級者まで幅広く楽しめるます。

帯広市内から車で約15分、とかち帯広空港から約30〜40分とアクセスも良好。十勝川温泉郷へは車で約10分、幕別温泉郷へは約5分と、プレー後に温泉を楽しめる立地も大きな魅力です。

クラブハウスにはレストランや大浴場、ロッカールームを完備し、コース内には休憩に便利な売店も設置。オートカート対応で、年齢や体力に関わらず快適にラウンドできます。近隣宿泊施設とのパック利用もあり、ゴルフと温泉を組み合わせた滞在が可能です。

十勝の大地を全身で感じながら楽しむ、観光客にも人気のゴルフスポットです。

【information】

帯広国際カントリークラブ
住所:北海道中川郡幕別町字千住427番地
駐車場:400台
※冬季クローズ

第9位 サホロスキー場

十勝には、初心者から上級者まで楽しめる多彩なスキー場がありますが、なかでも外国人旅行者から高い支持を集めているのが「サホロリゾート」です。良質なパウダースノーに加え、エリアごとに個性のあるコース構成が人気の理由。

新得町の「サホロ岳」に広がるこのスキー場は、滑走しやすい“ダウンスノー”と呼ばれる雪質、そして安定した晴天率が特徴。視界が良く、コンディションが整いやすいため、初めて訪れる人にも安心です。

全21コースのうち約半分が非圧雪エリアで、最大斜度39度の急斜面やツリーランなど、多彩な地形が楽しめます。ゴンドラ1本で山頂近くへアクセスでき、そこから放射状にコースが広がる設計は滑りやすさ抜群。一方で、緩やかな斜面のコースやキッズエリアも整備されており、初心者やファミリーでも安心して遊べる環境が整っています。

「家族でゆっくり冬を満喫したい」「自然を感じながら滑りたい」という方にもおすすめの、十勝を代表するスキーリゾートです。

【information】

サホロリゾートスキー場
住所:北海道上川郡新得町狩勝高原
営業期間:12月上旬~4月上旬
料金:大人8,800円/こども(小学生)・シニア(60歳以上) 7,000円
公式サイト

第8位 十勝牧場白樺並木

音更町にある「十勝牧場」。中でも、1.3kmもまっすぐ続く白樺並木は、雪原とのコントラストが美しい十勝を代表するフォトスポット。冬になると一面が白銀の世界に包まれ、夏とは違う景色が楽しめます。

運がよければ、1月中旬〜2月末の平日午前に行われる「馬追い運動」を見学できることも。体重1トン前後の農用馬が雪煙を上げながら800mを駆け抜ける迫力は、この季節ならではの見どころです。

敷地内には、十勝平野や大雪山系を望む展望台、めん羊の放牧風景が見られるスポットなど、さまざまな景観が点在しています(展望台は冬季閉鎖)。白樺並木のほか、「夫婦柏」と呼ばれる銘木なども散策の楽しみのひとつ。

冬の静けさと十勝ならではの自然美を味わえる、季節ごとに表情が変わる牧場です。

【information】

十勝牧場
住所:北海道音更町駒場並木8-1
馬追い運動 見学時期:1月〜2月の平日朝(9:30頃〜約1時間)
※天候・馬場状況により中止の場合あり
公式サイト

第7位 おとふけ道の駅

2022年に移転・リニューアルした「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」は、音更町を代表する観光スポット。空港連絡バスでもアクセスできるため、レンタカーを利用しない旅行者にも人気があります。

併設の「なつぞら市場」には、十勝産の農畜産物を使った加工品や特産品がずらり。生産者直送の新鮮な野菜や果物が並ぶ直売コーナーもあり、十勝の旬の味覚を手軽に持ち帰ることができます。

フードコート「なつぞらダイニング」では、豚丼やインデアンカレーなど、十勝・帯広のソウルフードを気軽に味わえます。音更町産の小麦やチーズを使ったメニューも豊富で、食事スポットとしても充実。

敷地内の「なつぞらエリア」では、NHK連続テレビ小説『なつぞら』の十勝編に登場した建物を再現。限定グッズが並ぶ物販コーナーもあり、旅の思い出づくりにもぴったりです。

【INFORMATION】

道の駅おとふけ なつぞらのふる里
住所:北海道河東郡音更町なつぞら2
営業時間:9:00〜19:00(店舗・施設により異なる)
定休日:年末年始
駐車場:普通車244台
公式サイト

第6位 北の屋台

帯広の夜を象徴するスポットが「北の屋台」。各店舗から聞こえてくる笑い声と、美味しい匂いに誘われて足を踏み入れると、そこにはローカル感あふれる賑やかな空間。焼き鳥や、フレンチ、韓国料理、中華など、ジャンルも個性もさまざまな屋台が軒を連ねています。

カウンター越しの距離感も、この場所ならではの魅力。「どこから来たの?」と自然に会話が生まれ、店主や隣り合った客との交流が旅の思い出を彩ります。もちろん、一人でふらりと立ち寄り、料理とお酒をじっくり味わうのもおすすめです。

夜の帯広で“今、食べたい”がきっと見つかる、十勝の食文化と人の温かさが凝縮された人気スポットです。旅先ならではの偶然の出会いが、心まで満たしてくれます。

【information】

北の屋台
住所:北海道帯広市西1条南10丁目7番地
営業時間:店舗により異なる※詳細はHPに記載
定休日:店舗により異なる※詳細はHPに記載
公式HP

第5位 ガーデンスパ十勝川温泉

十勝川温泉の中心部にある「ガーデンスパ十勝川温泉」は、2020年に道の駅としてリニューアルした複合型施設。十勝産食材を使ったグルメと、北海道遺産・モール温泉を気軽に楽しめるスポットとして、多くの旅行者に親しまれています。

館内にはベーカリーやカフェ、イタリアン、からあげ専門店などが並び、十勝の味覚を自由に組み合わせて楽しめるのが魅力。屋内外のテラス席もあり、旅の途中の休憩にもぴったりです。

併設の温浴施設「SPA KOHAKU」では、水着着用の男女混浴スタイルでモール温泉を満喫できます。琥珀色の湯は肌あたりがやさしく、家族やカップルでも利用しやすいのが特徴。足湯も完備されており、短時間でも温泉気分を味わえます。

「食」と「癒し」が一か所にそろう、観光の合間に立ち寄りたい十勝川温泉の新定番です。

【INFORMATION】

道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目1
営業時間:4月〜10月:9:00〜19:00(月〜木)/9:00〜21:00(金〜日・祝)
11月〜3月:毎日 9:00〜19:00
定休日:5月〜10月(毎月第2火曜日)8月(第4火曜日)11月〜4月(毎週火曜日)年始1月1日
※飲食店の定休日や営業時間は店舗によって異なります。詳しくはこちら
駐車場:普通車88台
公式サイト

第4位 SWEETS FACTORYトテッポ工房

帯広駅から徒歩約10分、とてっぽ通り沿いに建つ「SWEETS FACTORY 十勝トテッポ工房」は、十勝鉄道(通称・とてっぽ)の線路跡にちなんだ、食堂車風カフェが特徴のスイーツ工房です。店内にはカフェとショップが併設され、観光の合間の休憩やお土産探しに立ち寄る人で賑わいます。

カフェで特に人気なのが、愛らしい見た目で話題の「シマエナガパフェ」。ふわふわのチーズムースにブルーベリージュレ、香ばしいタルトや塩キャラメルアイスなどが重なり、甘さと塩気のバランスが絶妙です(内容は季節替わり)。

ショップには、北海道産チーズを使った看板商品の「ナチュラルチーズケーキ」をはじめ、ロールケーキやスイートポテト、シマエナガモチーフのスイーツなどが豊富に並びます。
素材の多くに北海道産を使用した、十勝らしさを感じられるスイーツ店です。

【information】

SWEETS FACTORY 十勝トテッポ工房
住所:北海道帯広市西6条南17丁目3-1
営業時間:SHOP 10:00〜18:00/CAFE 10:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:不定休(公式サイトにて告知)
駐車場:あり(38台・無料)
公式サイト
Instagram

第3位 ジンギスカン白樺

「十勝にこれ以上のジンギスカンはない」——そんな言葉を地元の人々に言わしめるのが、1957年創業の老舗「ジンギスカン白樺 帯広本店」です。長年にわたり、帯広のジンギスカン文化を支えてきた名店として、多くのファンに愛され続けています。

白樺の最大の特徴は、肉のカットと独自のブレンド。一口サイズに切り分けられた羊肉は、食べやすさとしっかりした食感を両立しています。柔らかなロース、脂の旨みが際立つバラ、歯ごたえのあるモモ肉のみを厳選し、部位ごとの魅力を引き出す配合で提供。羊肉本来の風味を存分に味わえます。

味付けは、リンゴとタマネギの甘みを生かした秘伝のタレ。タレと肉汁が野菜に染み渡り、最後まで旨みを逃しません。
十勝を訪れたなら、一度は体験したい王道のジンギスカンです。

【Information】

ジンギスカン白樺 本店
住所:北海道帯広市清川町西2線126
営業時間:11:00〜14:00/17:00〜20:00(ラストオーダー各 30 分前)
定休日:月曜(祝日の場合翌日)
駐車場:100台
Instagram公式サイト

第2位 十勝川温泉第一ホテル

十勝川温泉 第一ホテルは、趣の異なる「豊洲亭」「豆陽亭」「三余庵」の3棟から構成されています。全室にモール温泉の露天風呂を備える「豊洲亭」は、十勝川を望む贅沢な湯浴みが魅力。和モダンな雰囲気の「豆陽亭」は、開放感ある客室と落ち着いた空間で、幅広い世代に人気です。最上級のくつろぎを求めるなら、静寂と上質さを追求した離れ宿「三余庵」へ。ワンランク上の滞在を叶えてくれます。

庭園露天風呂「滝壺の湯」では、滝の音を聞きながら立湯や寝湯など多彩な湯浴みが魅力。2023年にリニューアルしたオートロウリュサウナも人気で、体の芯からじんわり温まります。

館内は清潔感があり、スタッフの丁寧な対応も好印象。夕食には十勝食材をふんだんに使ったビュッフェも提供されます。
温泉・食・空間のすべてを満たす、十勝観光で外せない一軒です。

【INFORMATION】

十勝川温泉 第一ホテル
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南12
チェックイン/アウト:15:00/10:00(豊洲亭は11:00)
定休日:なし(4月と11月にメンテナンス休館あり)
駐車場:100台
公式サイト

第1位 観月苑

十勝川温泉街にある「観月苑(かんげつえん)」は、北海道遺産にも認定されているモール温泉を楽しめる宿のひとつです。植物由来の有機物を含んだ琥珀色の湯は、肌にやさしく、しっとりとした湯ざわりが特徴です。

庭園露天風呂では、冬には川面から立ち上る湯気と澄んだ冬空が織りなす幻想的な景色を満喫できます。館内の大浴場には、檜風呂や寝湯、歩行湯など多彩な浴槽が揃い、リニューアルされたフィンランド式サウナではセルフロウリュも可能です。

夕食はレストラン「楡の森」にて、十勝産食材をふんだんに使った和洋バイキングを提供。地元野菜やチーズなど、十勝ならではの味覚を堪能できます。
十勝川温泉を代表する、心も体もじんわりと温まる温泉宿です。

【information】

十勝川温泉 観月苑
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南14-2
チェックイン/アウト:15:00/10:00
定休日:なし
駐車場:100台・無料
公式サイト

外国人が惹かれる「十勝」の魅力とは

雄大な自然、四季を映す風景、そして土地の恵みを生かした食と温泉。
十勝観光が外国人旅行者から支持を集める理由は、派手さよりも「実際にできる体験」があることにあります。

今回ご紹介したスポットは、どれも十勝らしさを体感できる場所ばかり。雪景色の中で楽しむアクティビティ、地元に根付いた食文化。これらはきっと旅の記憶として深く心に残ります。

初めての十勝観光はもちろん、何度訪れても新しい発見があるのもこの地域の魅力。このランキングを参考に、自分だけの十勝の旅をぜひ見つけてみてください。

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