11月11日、ついに帯広空港と韓国・仁川空港を結ぶ直行便が就航!
韓国の玄関口である仁川空港はソウル中心部へのアクセスも良く、帯広から約3時間で最新トレンドが集まる街へ行けるようになりました。
今回は編集部女子2人が行く、コスメ・カフェ・雑貨ショッピングなど、帯広から気軽に飛べる“韓国旅”の魅力をたっぷりご紹介します。
Contents
- 1 今回の旅は初韓国の女子2人旅
- 2 ついに帯広ー仁川便が就航。 ソウルがぐっと身近に
- 3 【1日目】ソウルでの買い物には必須! 便利すぎるカード「WOWPASS」
- 4 【1日目】到着が遅くても楽しめる、 賑わいの街・明洞へ
- 5 【2日目】ピョルマダン図書館へーー 圧巻の“映え”空間
- 6 【2日目】最先端トレンドの街・ 聖水(ソンス)で ショッピングとカフェ巡り
- 7 【2日目】本場の焼肉と、 夜の明洞をゆったり散策
- 8 【3日目】ソウル駅で朝ごはん &ロッテマートでお土産調達
- 9 【3日目】KTXで清州へーー 快適な鉄道の旅
- 10 【4日目】ついに最終日ーー 最後まで韓国を味わい尽くす
- 11 海外初心者でも安心できる、やさしい韓国旅
今回の旅は初韓国の女子2人旅

明洞で書いてもらった似顔絵
旅人は「MATOKA編集部」のカナとスズ。そしてスズは“海外旅行自体が初めて”という海外初心者。ドキドキとワクワクを胸に、「やりたいこと全部やる!」を合言葉に、帯広から行く“欲張りソウル旅”をレポートします。
「海外ってハードル高そう…」――そんな心配、今日で終わり。やることは3つだけ。①パスポート取得 → ②エアロKで航空券を予約 → ③ホテルを予約。あとは出発前日までに電子入国申告(e-Arrival Card)を済ませ、必須アプリをスマホに入れておけばOK。これ一記事で、誰でもとかち帯広空港発の韓国...
ついに帯広ー仁川便が就航。
ソウルがぐっと身近に

今年は清州(チョンジュ)便の運行が2026年3月まで延長されたうえ、仁川空港への新たな直行便がスタート。今回はその記念すべき初便に搭乗しました。帯広ー仁川便は毎週火曜日・土曜日の週2便運航。帯広空港からは15時20分の出発です。

フライト時間は約3時間。多少の遅延も想定し、余裕を持って計画すると安心です。さらに、仁川空港からソウル中心部までは約1時間半。地下鉄・バス・タクシーなど移動手段はさまざまですが、今回はリムジンバスで明洞(ミョンドン)のホテルへ直行しました。乗り換えがなく、主要ホテル付近に停車してくれるため、土地勘がなくても安心です。バス乗り場は到着ロビーから外に出てすぐなので便利。

バス車内は広々としていて快適

【1日目】ソウルでの買い物には必須!
便利すぎるカード「WOWPASS」

ソウルでショッピングをするなら、必ず持っておきたいのが「WOWPASS」。プリペイドカード、両替、交通系ICカード(Tmoney)の3つの機能を1枚に集約したオールインワンカードです。
韓国ソウル旅の必須アイテム!
WOWPASSが使えるのは、ソウル市内では屋台を除き、ほとんどのお店で利用可能。現金よりWOWPASSで決済する人が多いほど普及しています。多くの場所にWOWPASS専用機械が設置されており、新規作成やチャージもラクラク。機械は日本語に対応していて、日本円をそのまま入れてチャージすると自動でウォンに両替されます。手数料も両替所より低くとてもお得です。


専用アプリを入れておけば、利用履歴の確認や、交通系カードの「T-moneyカード」へのチャージも可能です。T-moneyカードにチャージしておくと、地下鉄やバスの移動に使えます。
WOWPASSアプリは以下のボタンをクリック!

【1日目】到着が遅くても楽しめる、
賑わいの街・明洞へ

今回の宿泊先は、夜遅くまで観光客でにぎわう人気エリア明洞(ミョンドン)。ホテルに着いたのは21時頃でしたが、屋台・コスメショップ・アパレルなど多くの店がまだオープンしており、着いてすぐに“韓国らしさ”を満喫できました。
日本語OKの店も多くて安心!
明洞は観光地のため日本語が通じるお店が多く、韓国語が分からなくても安心。屋台ではチーズ焼きや韓国おでんを堪能。肌寒い夜にあつあつの屋台飯は心まで温まります。

韓国のおでん。左は辛味なし、右は辛味あり。

また、韓国のホテルにはパジャマが置かれていないことが多いです。必要な場合は明洞で購入することもできます。どのお店も夜遅くまで営業しているので、急な買い足しも心配いりません。

【information】
営業日:毎日営業
営業時間:ほとんどのお店が22時まで
住所:ソウル特別市 中区 明洞二街
【2日目】ピョルマダン図書館へーー
圧巻の“映え”空間

タクシーアプリは「KAKAO T」と「K-ride」が◎
2日目のスタートは、ホテルから江南(カンナム)にある「ピョルマダン図書館」へ。ここではタクシーを利用しました。タクシーアプリは外国人観光客向けの「KAKAO T」と「K-ride」を入れておくと便利。乗車地・降車地を設定できるので、ドライバーとの会話も必要ありません。アプリの不具合が発生してしまった時のために「Uber」もインストールしておくと安心です。

韓国での移動は、これ一択。配車アプリ「カカオタクシー(KAKAO T)」なら、行き先はアプリに貼り付けるだけ。ドライバーへ韓国語で説明する必要はありません。しかもアプリ内に海外発行クレジットカードを登録すれば、降車時の支払い操作も不要。地図で現在地を確認し、ネイバーMAPで見つけた行き先をコピペ →...
K-rideアプリは以下のボタンをクリック!


【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:30~22:00
住所:ソウル特別市 江南区 三成洞159


営業日:毎日営業
営業時間:8:30~21:00(土・日は10:00から)
住所:ソウル特別市 江南区 三成洞159
【2日目】最先端トレンドの街・
聖水(ソンス)で
ショッピングとカフェ巡り

次に向かったのは、トレンド発信地として人気の聖水(ソンス)。ピョルマダン図書館から聖水(ソンス)駅へは地下鉄を利用しました。韓国の地下鉄は、日本語対応アプリでルート検索ができるためとても分かりやすく、駅名もホームや車内で日本語表記があるので安心して乗れます。
韓国地下鉄アプリは以下のボタンをクリック!

聖水はおしゃれなカフェや韓国ブランドのショップが集まる人気エリア。古い建物をリノベーションしたお店や、最新スポットが並び、昔と今が調和した独特の雰囲気が楽しめます。

そして訪れたのは、韓国で大人気のコスメショップ「オリーブヤング」の国内最大規模となる聖水店。ちょうどオープン1周年イベントが開催されており、限定グッズやポップアップが楽しめました。コスメを試せるのはもちろん、ヘアアイロンも試せるなど、まずは試してから購入したいという人へはおすすめの店舗です。

papagoは以下のボタンをクリック!
営業日:毎日営業
営業時間:10:00~21:00
住所:ソウル特別市 城東区 聖水洞二街314-11
韓国旅に欠かせないカフェめぐり

ショッピングを楽しんだあとは、人気カフェ「onion聖水店」へ。種類豊富な焼きたてパンがずらりと並び、開放感あるテラス席も魅力。聖水にはカフェが多いので、ショッピングの合間にゆっくり休憩するのにもぴったりのエリアです。

シャインマスカットクロワッサン、いちじくタルト、ベーコンバジルパン
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:8:00~22:00(土・日は9:00から)
住所:ソウル特別市 城東区 聖水洞二街277-135
【2日目】本場の焼肉と、
夜の明洞をゆったり散策

夕食はスクテイック駅近くの焼肉店へ。肉厚なタンや、ヤンニョムケジャンをはじめとする本格的なサイドメニュー、そして豊富な付け合わせ(パンチャン)まで、韓国ならではの味を思う存分楽しめます。辛いものが苦手な方は「덜 맵게 해주세요(トル メッケ ヘジュセヨ)」=「辛さ控えめにしてください」と伝えるのがおすすめです。
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:12:00~23:00
住所:ソウル特別市 龍山区 南営洞80-4


営業日:毎日営業
営業時間:10:30~20:00
住所:ソウル特別市 中区 忠武路一街52-5

街歩きの途中、オリジナル雑貨を作れるショップを発見。キーホルダーやポーチにワッペンを選び、自分だけのオリジナルアイテムを作ることができます。


【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:30~22:30
住所:ソウル特別市 中区 明洞二街55-4


【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:00~22:00
住所:ソウル特別市 中区 南山洞三街13-25
【3日目】ソウル駅で朝ごはん
&ロッテマートでお土産調達

この日は清州(チョンジュ)へ移動する日。出発前に、ソウル駅に併設された飲食店で朝ごはん。そこには朝8時から営業している飲食店やフードコート「CONNECT PLACE」があり、鉄道の乗り場も近くて便利です。私たちは、ビビンバや豚肉鍋セットを堪能。ただし、朝でもしっかり辛い料理が多いので、辛いものが苦手な方は事前に辛さ控えめにオーダーするのがおすすめです。

左は豚肉鍋、右はタコのビビンバ

【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:30~21:00
住所:ソウル特別市 中区 蓬莢洞二街122-11





営業日:毎日営業(第2、第4水曜日休業)
営業時間:10:00~24:00
住所:ソウル特別市 中区 蓬莢洞二街122-11
【3日目】KTXで清州へーー
快適な鉄道の旅

韓国の都市間移動は高速バスか鉄道が便利。今回は高速鉄道「KTX」に乗り、清州(チョンジュ)へ向かいました。
KTXのチケットは事前にオンラインで購入できます。公式サイトは日本語対応しているので初めての方でもスムーズに利用できます。
KORAIL公式サイト(KTXチケット予約)はこちらから


ソウル駅の乗り場に行くと、日本の“駅弁”のように、車内で食べられる軽食が種類豊富に販売されています。乗車ホームの番号は約15分前に表示される仕組み。大きな電光掲示板を確認してからホームへ向かいます。

掲示板には日本語表記もされるので安心

KTX車内は、自動販売機やコンセントが設置されており、快適な移動が可能。ソウル駅を出発すると都会的な景色から田園風景へ変わっていく車窓。帯広で暮らす私たちにはどこか落ち着く眺めでした。
五松(オソン)駅で下車し、タクシーで清州市内へ移動します。


到着後はロッテアウトレット清州店でショッピング。ソウルに比べて人が少なく、ゆったりと商品を見られました。
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:30~21:00
住所:忠清北道 清州市 興徳区 飛下洞811

夕食には本場のサムギョプサルを堪能。繁華街ソンアンキルは夜でもにぎやかで、雑貨店やオリーブヤングなど、ここでもショッピングを楽しめます。
清州は都会的な雰囲気と、ローカル感が絶妙に混ざり合い、ソウルとはまた違った魅力を楽しめる街です。
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:00~14:00 16:00~22:00
住所:忠清北道 清州市 上党区 西門洞147-7

オリーブヤング清州タウン店
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:00~22:30
住所:忠清北道 清州市 上党区 北門路一街165
【4日目】ついに最終日ーー
最後まで韓国を味わい尽くす

清州市内から清州空港まではタクシーで約20分。出発前の時間を使って、現代百貨店で最後のショッピングも楽しめました。
【information】
営業日:毎日営業
営業時間:10:00~20:00(金・土・日は20:30まで)
住所:忠清北道 清州市 興徳区 福台洞811

空港内には飲食店やお土産店もあり、早めに保安検査を通過して過ごすのが安心です。清州空港はコンパクトで動線が分かりやすく、搭乗口までも迷わずスムーズに向かえます。出国審査も短時間で通過できました。


旅の締めくくりに選んだのは、保安検査を通過したエリアにある飲食店でカルグクス。カルグクスは日本のうどんに似た韓国の定番麺料理で、お出汁の優しい味わいが、旅の疲れを癒してくれました。

名残惜しさを感じながら清州空港を出発。帰りのフライトはあっという間で、そのまま帯広空港へ到着。こうして4日間の充実した韓国旅を終えました。
海外初心者でも安心できる、やさしい韓国旅

今回の旅は、2人とも“韓国は初めて”。言葉が分からず、初めは不安でしたが、 街中や地下鉄で迷ったときも周囲の韓国の方が丁寧に教えてくれました。その優しさに触れ、「あたたかい国だな」と心から感じる場面がたくさん。初心者でも、ポイントさえ押さえておけば安心して旅ができる国です。
旅先で感じる“人の優しさ”は、いつも以上に心に響くもの。 出会った人も、景色も、街の熱気も、 すべてが私たちのワクワクに応えてくれました。















