清州からエアロKでわずか3時間。冬の十勝へ気軽に飛べるこの路線を使って、帯広を拠点にサホロリゾートでのスキーと十勝観光を楽しむ3泊4日の旅に出かけませんか。
ntabiのツアーを利用すれば、スキー用品はすべてレンタルでき、お手頃な価格で荷物も少なく、あなたらしい旅のスタイルで十勝を巡れるのも大きな魅力です。
スキー・温泉・グルメ・冬ならではの体験をぎゅっと詰め込み、十勝の魅力を余すことなく味わえるモデルプランをご紹介します。
約3時間で清州から十勝・帯広へ

韓国・清州国際空港から、北海道・十勝地方の玄関口「とかち帯広空港」へは、直行便でわずか3時間(帯広 → 清州は約2時間半)。往復2万円台から利用できることもあり、気軽に冬の北海道を訪れられる人気路線です。
空港に到着後は、帯広中心部まで空港連絡バスで約40分とアクセスもスムーズ。初めての北海道旅行でも動きやすい導線が整っています。
| 便名 | 路線 | 運行日 | 出発 | 到着 |
| RF354 | 清州 → とかち帯広 | 月・水・金 | 14:00 | 16:35 |
| RF353 | とかち帯広 → 清州 | 月・水・金 | 18:05 | 21:20 |
北海道・帯広市の魅力

北海道の中でも厳しい寒さで知られる十勝・帯広の冬。1月の平均気温は−8℃前後、朝晩には−15℃を下回る日も多く、放射冷却が起これば体感は−30℃近くに達します。それでも、この極寒の地を旅行先に選ぶ観光客は後を絶ちません。
澄みきった冬の空気の中で楽しむ熱気球のフリーフライトやスキーは、まさに十勝ならではの特別な体験です。さらに、アクティビティのあとに浸かるモール温泉は格別。世界的にも希少な植物性温泉で、琥珀色の湯が身体を芯からやさしく温めてくれます。
また、食料基地として知られる十勝の恵みは冬にいっそう味が引き締まり、豚丼やスイーツなどのローカルグルメが旅の楽しさを大きく広げてくれます。極寒の中にこそ、楽しみと温もりが鮮やかに浮かび上がる。だからこそ、多くの旅行者が冬の訪れを待ち望み、この地を訪れるのです。
帯広のサホロスキー体験 3泊4日ツアー

サホロスキー体験ツアーを含めた2泊のツアーに加え、3・4日目の十勝・帯広観光を含めたモデルツアーをご紹介します。
本ツアー料金に含まれる内容
- 帯広のホテル代
- 帯広のホテルからサホロスキー場までのシャトルバス代
- リフト券
- スキー・スノーボード用品のレンタル費用
DAY1|帯広到着〜ホテルチェックイン
旅の初日は、清州から帯広へ到着したあと、市内で夕食を済ませてホテルへ向かう流れです。空港から帯広駅、そしてホテルへのチェックインとシンプルな旅程のため、初めて十勝を訪れる旅行者でも安心して行動できます。
| 時間 | 内容 |
| 16:35 | 清州からのフライトでとかち帯広空港に到着 |
| 17:10 | 空港連絡バスに乗車(帯広駅へ移動) |
| 17:50 | 帯広駅バスターミナルに到着 |
| 18:00 | 駅周辺で夕食(帯広名物・豚丼) |
| 19:00 | タクシーで帯広グランドホテルへ移動、チェックイン |
16:35 とかち帯広空港 到着

清州からの直行便で帯広へ。空港はコンパクトで動線もわかりやすく、到着後すぐに移動を開始できます。
17:10 空港連絡バス(十勝バス)乗車
とかち帯広空港から市内までの移動は空港連絡バスが便利です。予約不要で、料金は1名1,000円、所要時間は約40分です。
最新ダイヤは下記ページで確認できます。
17:50 帯広駅バスターミナル 到着

目的地の帯広グランドホテルは周辺に飲食店がほとんどありません。帯広駅で食事を済ませてから、ホテルへ向かうのがスムーズです。
18:00 夕食:帯広名物「豚丼」を堪能
帯広名物と聞いて第一に名前の挙がるメニューが豚丼。炭火で焼き上げた豚丼は帯広を訪れたら必ず食べておきたい一品です。駅構内にある老舗の「ぶたはげ」に足を運びましょう。

80年以上続く秘伝のタレは、今もひと釜ずつ半日以上煮詰めて手作りされています。黒こしょうが効いていて、スパイシーなお肉とご飯の相性は抜群です。

テーブルにはタレや胡椒があるので、自分の好みの味わいに調整できます。
【information│お問い合わせ】
住所:北海道帯広市西2条南12丁目9 JR帯広駅 エスタ帯広西館
電話:0155-24-9822
定休日:毎月第3水曜日(一部例外の月あり)
営業時間:10:00〜19:30(L.O. 19:00)、火・木曜のみ 10:00〜15:00(L.O.14:45)/16:00〜19:30(L.O.19:00)
※混雑状況によりラストオーダーの時間が変動する場合があります。
「豚丼って、どこで食べても似たような味じゃないの?」―-そんな風に思っていませんか?でも、帯広の豚丼は“ただの丼もの”ではありません。香ばしく焼かれた豚肉に、店ごとに受け継がれる甘辛ダレが絡み、ご飯がすすむ魔法の味。しかも、使う肉の部位、火の入れ方、タレの風味、盛り付けの美しさまで、すべてにお店の個...
グランドホテルへはタクシーで向かうのがおすすめです。駅前にはタクシーが常時待機しており、すぐに乗車できます。

帯広市のタクシー料金(2025年12月現在)
帯広市内のタクシーは初乗り690円(約6,500ウォン)と手頃ですが、距離に応じた加算運賃は韓国より高めで、長距離になるほど料金が上がりやすい傾向があります。
そのため、帯広駅周辺は徒歩で巡り、10〜15分以上かかる場所へはタクシーを利用するといった使い分けが、旅費を抑えるポイントです。
ただし、冬の帯広は路面が滑りやすく歩行が困難な場合もあるため、安全を最優先して無理をせず、必要に応じてタクシーを利用するのがおすすめです。
| 運賃種別 | 料金 |
| 初乗運賃 | 1400mまで690円(約6,300〜6,900ウォン) |
| 加算運賃 | 以降249mごとに80円(約720〜800ウォン) |
※深夜料金、予約料金などは別途発生する場合があります。
19:00 帯広グランドホテル チェックイン
帯広駅からタクシーで約5分の静かなロケーションにあり、夜は空気が澄んでいて落ち着いた雰囲気。都会の喧噪を離れ、ゆったりと休めるホテルです。明日のスキーに備えて早めに休みましょう。
DAY2|サホロリゾートで1日スキー
2日目はこの旅行のメインイベントであるスキー体験。本日の行程を簡単に確認しましょう。
| 時間 | 内容 |
| 9:30 | サホロリゾート 到着・スキー開始 |
| 16:30 | ホテル戻り |
| 18:00 | 夕食:焼肉「平和園」 |
| 20:00 | ホテル戻り・就寝 |
8:20には帯広グランドホテルを出発します。
9:30 サホロリゾート 到着・スキー開始

サホロスキー場は、晴天率の高さと上質な「ドライスノー」で知られ、北海道でもトップクラスの快適なゲレンデ環境を誇ります。

雪は軽くてふわふわとしており、転んでも痛くなりにくいため初心者でも安心です。
さらにゲレンデは広々として人が少なく、思い切りスピードを出してもゆとりを持って滑れます。自然の地形を活かしたコースは迷いにくく、初めてのスキーでもストレスがありません。

プロのスキーヤーからも評価が高く、「初級〜上級までバランスよく楽しめる」と人気のスキー場です。
ツアーでは道具を持っていなくても本格的にスキーやスノーボードを楽しめる 「手ぶらパック」を利用します。料金は12,000円(約10万6千〜11万ウォン) とシンプルで、必要なものがすべてそろっています。
【レンタル内容】
- スキー or スノーボードセット
- ブーツ
- ストック(スキー)
- ウェア上下
荷物ゼロで気軽に楽しめるため、旅行の負担が少なくスキーの他にも観光を楽しみたいあなたにぴったりです。

16:30 ホテル戻り
スキー後は帯広のホテルでゆっくり休息します。
18:00 夕食:焼肉「平和園」へ
サホロスキーでしっかり体を動かした後は、温かい店内で“がっつり焼肉”を楽しみましょう。

帯広駅周辺で焼肉を味わうなら、アクセスの良い老舗「平和園 本店」がおすすめです。
創業60年以上、地元で長く愛されてきた名店で、新鮮な肉を手頃な価格で楽しめるのが魅力。ジンギスカンやサガリなど、北海道らしい味わいは旅行者にも好評です。
【information│お問い合わせ】
仲間や家族と集まった時に食べたい「焼肉」。夏の北海道らしく外で炭火焼肉も楽しいですが、火おこしや片付けが大変というデメリットも。そんな時は食べに行くのが一番です。帯広で有名な焼き肉屋と言えば「焼肉平和園」さん。今回は地元民が紹介するおすすめメニュー7選をご紹介します。
20:00 ホテル戻り
DAY3|冬の十勝を満喫するアクティビティDAY
3日目は十勝の魅力を一気に体験できる1日にしませんか?「冬だからこそ味わえる十勝」を余すことなく感じられるアクティビティ中心の1日です。
| 時間 | 行程 |
| 7:30 | ホテル出発(バスで十勝牧場へ) |
| 8:30 | 十勝牧場・馬追い運動 |
| 11:40 | 然別コタン |
| 17:30 | 馬車BAR |
| 19:30 | 北の屋台 |
7:30 ホテル出発
7:50 帯広駅発のバスで、十勝牧場へ向かいます。
「VISIT TOKACHI PASS」と呼ばれる1日乗車券(2,000円/約19,000ウォン)を利用すると、十勝エリアの「拓殖バス」「十勝バス」の一般路線バスが乗り放題になり便利です。「VISIT TOKACHI PASS(十勝管内在住者は利用不可)」は、帯広駅バスターミナル 拓殖バス・十勝バス窓口で購入できます。
8:30 十勝牧場・馬追い運動見学

北海道・十勝の音更町にある「十勝牧場」は、冬になると一面が白銀の世界に変わります。中でも、まっすぐ1.3km続く白樺並木は冬の十勝を象徴する絶景スポット。雪原と白樺のコントラストが美しく「写真スポット」として人気を集めています。
もし日程が合えば、「馬追い運動」の見学もおすすめです。

妊娠中の馬の健康維持や育成のために行われる大切な運動で、1月中旬〜2月末の平日午前に見学できます。体重1トン前後の農用馬たちが、雪煙を上げながら800mのコースを力強く走り抜ける姿は圧巻です。
【information│お問い合わせ】
10:30 バス乗車 然別湖へ
再びバスに乗り、白銀の世界「十勝牧場」を後にし氷の村「しかりべつ湖コタン」へ向かいます。
11:40 しかりべつ湖コタン
「しかりべつ湖コタン」は、北海道・鹿追町の然別湖上に冬だけ現れる「幻の村」。雪と氷で作られたイグルーや氷の建物が立ち並び、氷上露天風呂や足湯が楽しめます。

冬ならではのアクティビティも多彩。スノーモービルやナイトウォッチング、アイスバーなど、幻想的な雪と氷の世界を心ゆくまで満喫できます。

然別湖の自然が創り出す「氷の村」は、まさに冬の十勝が誇る唯一無二のファンタジー体験です。真っ白な雪に覆われた湖面、厳しい寒さが生み出す透明な氷、そして静寂の中に広がる光の世界を、心ゆくまでお楽しみください。
【information│お問い合わせ】
13:20 しかりべつ湖コタン 出発
氷の世界を満喫したら帯広へ戻ります。15時ごろには帯広駅へ到着できるので、いったんホテルへ戻り少し休憩をとりましょう。
17:30 馬車BAR乗車

帯広駅近くから出発する「馬車BAR」は、夜の街をゆっくり巡る人気のナイトアクティビティ。ばんえい競馬で活躍した元レース馬・ムサシコマが馬車を引き、観光客を静かに乗せて走ります。

馬上から眺める街の灯りは格別で、蹄の音とともに広がる“帯広らしい夜景”は写真映えも抜群。

予約制のドリンク&おつまみセットでは、十勝産のチーズや蒸しじゃがいも、オリジナルクラフトビールなど地元の味覚も楽しめます。ツアー後半にはムサシコマとのふれあいタイムがあり、にんじんをあげたり写真を撮ったりできるのも人気のポイント。

ゆっくり進む馬車の上で、美味しいお酒と十勝の夜景を味わう。そんな特別な50分が楽しめるアクティビティです。
【information│お問い合わせ】
出発場所:HOTEL NUPKA(帯広駅から徒歩5分)
運行時間:18:00/19:00/20:00(約50分)
運行日:月・火・金・土
料金:
・大人 4,400円〜(約41,900ウォン〜)
・小学生以下 3,800円〜(約36,200ウォン〜)
定員:1〜6名
公式サイト
コツ…コツ…と蹄の音が、夜の静けさをやさしく揺らす。帯広の夜の街を歩む馬車BARです。 馬車に足をかけた瞬間、ゆるやかに揺れる蹄のリズムが夜の静けさに溶け込んでいく。闇に響く軽やかな足音、馬のぬくもりを帯びた息づかい、街灯がつくる淡い陰影。手にしたグラスには、泡が静かに揺れる一杯のビール。喉を...
19:30 北の屋台
帯広の夜を味わいたいなら「北の屋台」は外せません。馬車BARの発着地点から徒歩5分、20軒の小さな屋台が並ぶ路地は、温かい灯りに包まれたローカル感あふれる場所。カウンター越しに店主との会話が弾み、旅先でもすぐに打ち解けられるアットホームさが魅力です。

料理は十勝産の素材を使った串焼き、羊料理、家庭料理、ワインバー、韓国料理などさまざま。少量ずつ色んな味を楽しめるため、観光客にも大人気。冬の寒さの中、湯気が立つ料理と温かいお酒を味わえば、心までほぐれるようなひとときを過ごせます。
写真映えする細い路地のネオンや屋台の温かな雰囲気も魅力で、旅の夜を彩るスポットとしておすすめです。
21:00 ホテル到着
DAY4|帯広観光〜空港へ
最終日は、帯広の名店スイーツ・ランチ・モール温泉をめぐりながら、ゆったりと過ごす1日。 このプランなら帰国直前まで十勝を満喫できます。
| 時間 | 内容 |
| 10:00 | 六花亭 帯広本店(お土産・作りたてスイーツ) |
| 11:00 | ガーデンスパ十勝川温泉(ランチ・お土産・足湯) |
| 12:30 | 十勝川温泉 観月苑(日帰り温泉) |
| 14:42 | 観月苑前 → 空港連絡バスに乗車 |
| 16:00 | とかち帯広空港 到着・お土産選び |
| 17:00 | チェックイン・帰国準備 |
10:00六花亭 帯広本店

帯広観光の起点にぴったりなのが、帯広を代表する老舗スイーツ店「六花亭 帯広本店」。帯広グランドホテルから徒歩約10分とアクセスしやすく、六花亭のほぼ全ラインナップが揃い、お土産選びには困りません。

外せないのは、長年定番の「マルセイバターサンド」。ホワイトチョコ、生乳100%バター、カリフォルニア産レーズンを合わせた特製クリームをビスケットで挟んだ人気商品で、隠し味のブランデーが深みのある風味を生み出す逸品です。
また本店では、注文後にクリームを詰めて提供してもらえる「サクサクパイ」のように、ここでしか味わえない、作りたてスイーツも楽しめます。
【information│お問い合わせ】
11:00 道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」

タクシーを使って移動し、帯広駅から20分(約3,500円/約33,000ウォン)お土産・食・足湯などを楽しめる複合施設道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」でお昼休憩、少し早めのランチをいただきましょう。
館内には、十勝産食材を使ったグルメが味わえる複数の飲食店があり、食事の選択肢が豊富です。イタリアンの「ターブル・ベジ」では、地元野菜の旨味が詰まった塩ラーメンや、十勝産小麦を使った焼きたてピザが人気です。

屋内外のテラス席では、複数店の料理を自由に持ち寄って楽しめます。

【information│お問い合わせ】
12:30 観月苑(十勝川温泉)
道の駅で昼食をとった後は、徒歩で移動できる温泉宿「観月苑」へ。ここでは、日帰りで世界的にも珍しい「モール温泉」を体験できます。

大浴場には檜風呂、寝湯、歩行湯などがそろい、短時間の入浴でもしっかりリフレッシュできます。

中でも人気なのが、十勝川を望む庭園露天風呂。雪が静かに降る冬には「雪見風呂」が楽しめ、十勝ならではの美しい季節感を味わえます。
日帰り入浴の料金は大人1,800円(約17,150ウォン)、子供500円(約4,800ウォン)。タオル無料レンタルに加え、化粧水や美容液などのアメニティもそろっており、手ぶらで利用できるのも旅行者には嬉しいポイントです。
【information│お問い合わせ】
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南14-2
営業時間:
・平日・日曜:5:00〜8:00、13:00〜21:00
・土曜・特定日:5:00〜8:00、13:00〜15:00(受付)、18:00〜21:00
定休日:なし
電話:0155-46-2001
公式サイト
14:42 観月苑前(空港連絡バス)
観月苑前からとかち帯広空港に向かうバスに乗ることができます。清州便に合わせて一本しか出ていないので遅れないようにしましょう。
バスの最新ダイヤはこちらで確認できます。
16:00 とかち帯広空港 到着・お土産選び
空港に到着したら、搭乗までの時間はお土産探しを。「北海道十勝みやげ名店会」には、十勝・帯広の定番商品が一通りそろっており、最後の買い物に最適です。

17:00 チェックイン・帰国準備
名残惜しい時間ですが、旅の締めとしてチェックインを済ませ、帰国の準備をしましょう。
澄んだ空気が誘う、十勝の冬旅へ
冬の十勝は、澄んだ空気と白銀の景色に包まれ、スキーだけでなく温泉やグルメ、文化体験まで幅広く楽しめるエリアです。清州からわずか3時間15分で訪れられる気軽さも、この地域の魅力をさらに引き立てます。
ntabiのツアーを活用すれば、スキーレンタルやホテル選択の自由度が高く、あなたのペースで十勝の冬を満喫できます。厳しい寒さの中で見つける心と体が温まる体験がきっと忘れられない旅になるはずです。













