十勝・帯広に暮らす私たちにとって、海外旅行は少し遠い存在。そんな常識が今、大きく変わります。Aero K(エアロK)航空が帯広空港から韓国・仁川国際空港への定期便を新規就航、さらに清州線も増便。週6日、国際線が飛ぶ新時代が始まります。
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十勝から「ソウル直結」への大ニュース
2025年5月、帯広空港に初めて国際定期便が誕生したのはご存知でしょう。韓国・清州と結ぶAero K(エアロK)航空の直行便です。搭乗率は当初3割ほどでしたが、夏に入ると約6割まで伸び、韓国から北海道を訪れる観光客が急増。地元にとっても、海外との距離が一気に縮まる画期的な一歩でした。
そして2025年11月、新たに 仁川(ソウル)線が誕生。清州線は週3往復から4往復に増便し、帯広空港から2つの韓国都市へ飛べるようになったのです。
世界へつながる「仁川国際空港」
仁川国際空港は、アジア最大級のハブ空港。ソウル市内へは鉄道やバスで約1時間、利便性も抜群!観光はもちろん、ヨーロッパや東南アジアへの乗り継ぎが便利なんです。
これまで十勝の人々が海外へ行くには、新千歳空港や羽田・成田空港を経由する必要がありましたが、今後は 帯広から仁川へ直行→世界へ乗り継ぎという新ルートが現実に。旅行だけでなく、留学やビジネスの新しい扉が開かれます。
清州線も好調!週4便に増便
運航中の清州線は、週3往復から4往復に拡充。清州は韓国中部の歴史都市で、近くには世界遺産「宋山里古墳群」や韓国五大名山の俗離山など、文化と自然の魅力が凝縮した場所がありなす。首都であり大都会のソウルとは違う韓国の表情に出会える点が人気。サムギョプサル発祥地を堪能もあり!
リピーター旅行者や、韓国の地方文化に触れたい人には格好の目的地といえるでしょう。
十勝と韓国がつながる経済効果
観光だけではありません。十勝は小麦、じゃがいも、乳製品など食資源の宝庫。直行便があることで農産品や加工品の輸出機会が広がり、地元企業が韓国市場へ挑戦する可能性も高まりますね。
また、韓国の学生が十勝で農業体験をする教育交流、地元企業と韓国企業のビジネスマッチングなど、人の往来を超えた経済的メリットが期待されます。
もっと身近に!韓国観光の魅力
今回の直行便就航は、十勝の人々にとって「海外に触れる最短ルート」です。
- ソウル(仁川線)
韓国グルメや韓国ファッションの聖地・明洞での食べ歩き、東大門でのショッピング、K-POPライブ観覧や最新トレンド体験。都市型観光のすべてが揃っています。 - 清州(清州線)
伝統市場での屋台グルメ、地方ならではの温かい人々との交流。観光地化されすぎていない分、韓国の“暮らし”を感じられます。
帯広からわずか3時間弱でこれらの体験ができるのは、大きな魅力です。
週末旅行も現実的に
仁川線は火曜・土曜の週2往復(帯広発15:20予定)、清州線は月・水・金・日曜の週4往復(帯広発18:05予定)。
例えば、土曜日の仁川便で出発し、日曜はソウル市内観光、月曜の夜に清州から帰国─そんな 2泊3日の週末韓国旅 が実現可能に。時間も費用もぐっと身近になりました。
清州(清州線):月・水・金・日の週4往復(清州発14:00|帯広発18:05)
週6日の国際便が描く未来
帯広空港では木曜を除く週6日、国際線が運航する時代が到来します。市民にとっては「海外旅行は特別なもの」から「気軽な選択肢」へ変化し、十勝の暮らし方や働き方も変わっていくでしょう。
身近な海外に触れられる大チャンス!十勝の社会全体に新しい風を吹き込むことが期待されちゃいます。
MATOKA編集部からのお知らせ
MATOKA編集部では、この直行便をきっかけに「もっと海外へ行こう」という気運を広げたいと考えています。
- 日本人向けには ソウルや清州の観光スポット、韓国旅行の楽しみ方を紹介
- 韓国人向けには 十勝の自然・グルメ・体験観光を韓国語で発信
国際線が走り出した今、十勝と韓国、そして世界をつなぐ交流はこれからますます加速します。MATOKAはその架け橋となり、皆さんの旅と出会いを応援していきます。
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